How To/マニュアル」カテゴリーアーカイブ

実用的な方法や技術、手順などをご紹介します。

縦伸びや横伸びの画面を修正する方法
ANALOG WAY/Quick Vu

スイッチャーの出力する比率(アスペクト比)に合わせてPCなどのデバイスの出力解像度を設定します。
例えば、最終的な出力アスペクトが4:3(XGA:1024×768)の時、 入力するデバイスの出力も4:3(XGA:1024×768)の比率に設定します。

しかし、パソコンなどのデバイスの出力がうまくいかない場合があります。
例えば、スイッチャーの入力ステータスが16:9(Full HD:1920×1080)のアスペクト比となり縦伸びの出力結果になることがあります。

原因は様々ですが、時間がない時の対処方法のひとつを
ご紹介します。

縦伸びする画面を正常な4:3にしたい場合

原因

サイドパネルの信号を入力しているので縦伸びしている。

入力信号
表示装置

対処法

  • ピラーボックス/サイドパネルの左右をカットする。
    任意のINPUTボタンを押す → Aspect Out→ Centered

横伸びする画面を正常な16:9にしたい場合

原因

レターボックスの信号を入力しているので横伸びしている。

入力信号
表示装置

対処法

  • レターボックスの上下をクロップする。
    任意のINPUTボタンを押す → Aspect Out→Cropped

以上です。

Soundcraft Si Compact/2つのフェーダーをリンクさせる方法

目的・用途

2つのフェーダーをリンクさせて、1つのフェーダーを動かすともう一つのフェーダーも自動で動くように設定する方法です。LチャンネルとRチャンネルを同時に動かしたいときに便利です。

si compact本体

手順

LINKしたい2つのフェーダーのうち左側1つを[SEL]ボタンで選択します。
注意:選択できるのは奇数のフェーダー番号のみ

selボタン

[MENU]ボタンを押します。

menuボタン

「INPUTS」を押します。

メニュー画面

INPUT SETUP画面に切り替わります。

inputs setup画面

SCROLL/ADJUSTつまみで[TYPE]を選択して押します。

スクロールつまみ
typeを選択
 

SCROLL/ADJUSTつまみで[Linded]を選択して押します。

linkedを選択

となりのフェーダーが[ON]になり、リンクが完了しました。

リンク完了
フェーダーリンク完了

以上です。


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Windows10, DiskPartを使用した
ボリューム(パーティション)の削除と拡張手順

ストレージを新規購入したときや、
未割当の領域を利用してパーティションのサイズを大きくしたい事があります。
ストレージを大きいサイズ(容量)のものへバージョンアップし、
内容も新しいストレージへ 完全にコピー(クローニング)して起動できたとしても
空き容量がフルで使えない場合です。

今回、そのようなことが起こり、解決できたので備忘録としてご紹介します。


エクスプローラーでストレージを確認します。総容量は296GBとなっています。

エクスプローラーでストレージを確認

次に、「ディスクの管理」で確認します。
スタートメニュー→「Windowsの管理ツール」→「コンピューターの管理」を起動し、
「ディスクの管理」を選択します。

Windows 管理ツール
Windows 管理ツール
コンピュータの管理
コンピュータの管理
ディスクの管理
ディスクの管理

約1TBのSSDの使用可能領域が296GBとなっています。
右側の634GBパーティションは回復パーティションとなっています。

634GBパーティションは回復パーティションとなっています

約1TBのSSDの領域をフルで使用するため、296GBのパーティションを拡張したいと思いますが、
「ボリュームの拡張」オプションがグレーで表示されました。

「ボリュームの拡張」オプションがグレーで表示されました

領域を拡張するには「拡張したい領域」に連続した「未割り当て領域」があることが必要です。
しかし、隣接するボリュームが「未割り当て領域」になっていません。

隣接するボリュームが「未割り当て領域」になっていない

未割り当て領域にするためにボリュームの削除をしたいのですが、
「ボリュームの削除」オプションが選択できません。
このままでは約1TBの容量をフルで活用することができません。

今回は、そんな時のボリューム(パーティション)を拡張する手順のご紹介です。

ボリューム(パーティション)の削除手順

ディスクの管理内で行う方法もありますが、
できなかったので、今回はDiskPartを使用して行うことにします。

1.コマンドプロンプトを起動します。

  • ショートカットキー:[Windows]キー + [R]キーで
    「ファイル名を指定して実行」を起動。
  • 「cmd」と入力して[OK]をクリック。

2.コマンドプロンプトからDisk Part.exeを実行します。

  • 「diskpart」と入力しEnter。
  • ユーザーアカウント制御のダイアログボックスで
    「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」がでるので、
    [はい]をクリック。
  • DiskPartが起動する。

3.ディスクの使用状況を確認します。= list disk

  • 「list disk」と入力してEnter。
  • 全ディスクの状況が表示される。
  • ちなみに、コンピューターの管理だと赤枠の部分

4.ディスクを選択します。= select disk #(今回はディスク0)

  • 「select disk 0」と入力してEnter。
  • ディスク0が選択される。

5.念のため選択されたディスクを確認します。

  • 「list disk」と入力してEnter。
  • 選択されたディスクに*印がつく。

6.選択されたディスクのパーティションを確認します。= list partition

  • 「list partition」と入力してEnter。
  • パーティションが表示される。

7.削除したいパーティションを選択します。= select partition #(今回はパーティション3)

  • 「select partition 3」と入力してEnter。
  • パーティション3が選択される。

8.念のため選択されたパーティションを確認します。

  • 「list partition」と入力してEnter。
  • 選択されたパーティションに*印がつく。

9.選択されたパーティションを削除します。=delete partition override

  • 「delete partition override」と入力してEnter。
  • 正常に削除された。

10.「ディスクの管理」で確認します。
スタートメニュー→「Windowsの管理ツール」→「コンピューターの管理」を起動します。
「未割り当て」になりました。

「未割り当て」を確認しました

これでボリューム(パーティション)の削除は完了です。
続いてボリュームの拡張を行います。

ボリューム(パーティション)の結合・拡張手順

11.「ディスクの管理」をひらきます。
スタートメニュー→「Windowsの管理ツール」→「コンピューターの管理」を起動し、
「ディスクの管理」を選択します。

Windows 管理ツール
Windows 管理ツール

コンピュータの管理
コンピュータの管理

ディスクの管理
ディスクの管理

12.拡張したいパーティション上で右クリックし、「ボリュームの拡張」を選択します。

拡張したいパーティション上で右クリックし、「ボリュームの拡張」を選択

13.「ボリュームの拡張ウィザード」が表示されるので、[次へ]をクリックします。

「ボリュームの拡張ウィザード」が表示されるので、[次へ]をクリック

14.ディスクの領域を使用してボリュームを拡張します。
「ディスク領域(MB)を選択」の値を「最大ディスク領域(MB)」に設定して[次へ]をクリックします。

「ディスク領域(MB)を選択」の値を「最大ディスク領域(MB)」に設定して[次へ]をクリック

15.[完了]をクリックします。

ボリュームの拡張ウィザードの完了

16.「ディスクの管理」で確認します。
パーティション(C:)が拡張されました。

パーティション(C:)が拡張されました

以上、ボリューム(パーティション)を拡張する手順のご紹介でした。


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Windows10で他のパソコンとフォルダーを共有する方法
(ローカルPCの共有設定)

事前の準備

共有したいデータを格納するパソコンAと、他のパソコンBを準備します。
2台のパソコンをLAN回線でつないでおく。
2台のパソコンにIPアドレスを割り振り、設定しておく。


データが格納されているフォルダの共有化

1.パソコンAを立ち上げて、共有したいフォルダを確認する。
(ここではフォルダー名をshareとしておきます)

shareフォルダ

2.共有したいフォルダを右クリックし「プロパティ」を選択する。

右クリックしてプロパティ

3.プロパティダイアログから「共有」タブを選択して[共有]ボタンをクリック。

プロパティダイアログから「共有」タブを選択して[共有]ボタンをクリック。

4.名前を入力する枠の右にある∨ボタンをクリックしリストの中から「Everyone」を選択し[追加]ボタンをクリック。

Everyoneを選択し[追加]ボタンをクリック

5.共有する相手にEveryoneが追加されるのでEveryoneのアクセス許可レベルを「読み取り/書き込み」に変更する。

アクセス許可レベルを「読み取り/書き込み」に変更

6.ダイアログの下部にある[共有]ボタンをクリック。

[共有]ボタンをクリックする

7.「すべてのパブリック ネットワークの探索とファイル共有を有効にしますか?」というダイアログがでる場合は[はい]の方を選択する。

すべてのパブリック ネットワークの探索とファイル共有を有効にしますか?

8.「ユーザーのフォルダは共有されています」というウィンドウになるので[終了]ボタンをクリック。

ユーザーのフォルダは共有されています

9.プロパティダイアログの「共有」タブの[詳細な共有]ボタンをクリック。

[詳細な共有]ボタンをクリック

10.「このフォルダを共有する」にチェックマーク☑を入れて [OK]ボタンをクリック。

このフォルダーを共有するにチェックマークを入れる

ここまでで、ネットワーク上で共有フォルダ(share)が確認できる状態になります。しかし、読み取り以外のアクセスができません。他のパソコンから共有フォルダへデータを入れたり、データのファイル名や内容を変更することはできません。これは、アクセス許可が制限されているためです。

この操作を実行するアクセス許可が必要ですのダイアログボックス

この次は、共有フォルダ内のデータを他のパソコンから追加・変更したりできるように、アクセス許可の設定をしていきます。もし、他のパソコンからの追加・変更を許可したくない場合はアクセス許可の設定を飛ばして、IPアドレスの確認:手順15からお読みください。


アクセス許可の設定

11.[アクセス許可]ボタンをクリック。

アクセス許可をクリック

12.アクセス許可:Everyoneの設定で「フルコントロール」の許可にチェック☑を入れて [OK]ボタンをクリック。

フルコントロールを許可する

13.[OK]ボタンをクリック。

[OK]ボタンをクリック

14.[閉じる]ボタンをクリック。

閉じるをクリック

以上でパソコンAのフォルダ(share)の共有化が完了し、ネットワークでつながれたローカルPCからの読み取りや書き込みといった、アクセスができる状態になりました。
最後に他のパソコンからパソコンAのフォルダ(share)へアクセスする方法のご紹介です。


IPアドレスの確認

15.まずは、他のパソコンからアクセスするために、パソコンAのIPアドレスを確認しておきます。

IPアドレスの確認手順
  1. パソコンAの「ファイル名を指定して実行」をする。
       ※ショートカットキー:[Windows]キー + [R]キー
  2. 「cmd」と入力し[OK]を押してコマンドプロンプトを起動する。
  3. 「ipconfig」と入力しEnterを押す。
  4. IPアドレスの一覧が表示されますので、IPv4 アドレスに注目する。
    パソコンAのIPアドレスが192.168.11.118の場合
    IPv4アドレス・・・・・192.168.11.118
    と表示されている。
  5. アドレスをメモにとって控えておく。

共有化したフォルダへのアクセス

16.共有化したフォルダにアクセスするパソコンBを立ち上げます。

17.パソコンBで「ファイル名を指定して実行」をします。
   ※ショートカットキー:[Windows]キー + [R]キー

ファイル名を指定して実行のショートカット

18.パソコンAのIPアドレスを入力する。
   例:アドレス192.168.11.118の場合 → ¥¥192.168.11.118

ファイル名を指定して実行からIPアドレスの入力

19.ネットワークのウィンドウが開いてパソコンAの中が表示され、パソコンAの共有可能なフォルダ(share)が表示されました。

20.共有フォルダのショートカットを作成して、任意の場所へ配置して完了。

共有フォルダのショートカット

以上がローカルPCでの共有化の方法でした。
データの移行が容易にできるので、是非ご活用ください!

シームレススイッチャー
ANALOG WAY/Quick Vuの簡易マニュアル

ANALOG WAY/Quick Vu本体

本体の設定

オールリセットする

Menu → Control → Reset/Erase → Default values

プレビュー画面のID表示をOFFにする

Menu → Control → Functions → Preview ID □チェックをはずす

入力信号がなくても入力ボタンを選択可能にする

Menu → Control → Functions → Auto Lock □ チェックをはずす

入力信号がない入力チャンネルへ
自動でQuick Frameが適用されるのを解除する

Menu → Control → Functions → Auto Q. Frame □ チェックをはずす

比率の違う画面切り替えのエフェクトを解除する

Menu → Control → Functions → Dynamic Fit □ チェックをはずす

アウトプットのHDCP 探知機能を解除する

Menu → OUTPUT※ ※※ →HDCP detect□チェックをはずす

映像の切り替え時にフェード効果をかけたい

Effect → Opening effect → Effect duration → “0”~”1.0s”etc…

INPUT ボタンひとつでダイレクトに切り替えたい

Menu → SCREEN → Auto TAKE☑チェックをいれる

プレビュー画面をスイッチング時にSWAPにしたい

Menu → SCREEN → Preset toggle☑チェックをいれる


テストパターンを使用する

PROGRAM OUT/フチ&グリッド

  • フチ:Menu → OUTPUT 1 PROG → Centering pic☑チェックをいれる
  • グリッド:Menu → OUTPUT 1 PROG → Test pattern → Grid

PREVIEW OUT/フチ&グリッド

  • フチ:Menu → OUTPUT 2 PRVW → Centering pic☑ チェックをいれる
  • グリッド:Menu → OUTPUT 2 PRVW → Test pattern → Grid

SDI OUT/フチ&グリッド

  • フチ:Menu → VIDEO OUT → Centering pic☑ チェックをいれる
  • グリッド:Menu → VIDEO OUT → Test pattern → Grid

インプットの設定

アスペクト比の設定する(スクイーズや横伸びの解消)

任意のINPUT ボタンを押す ”1” or “HDMI 1” → Aspect OUT から下記のいずれかを選択する。

  • 1:1・・・入力した映像の画素と、表示装置上の画素が一対一に対応させる。
    拡大や縮小の処理はしない。
  • Centered・・・サイドカットする。
  • Full screen・・・入力した映像信号を表示装置の画面いっぱいに表示させる。
    入力した映像の縦横比は表示装置の縦横比に合わせる為、横長や縦長に見えることもある。
  • Cropped ・・・上下カットする。

画角がおかしい映像をきれいに枠に収まるようにしたい
(アナログ入力のみ)

下記のいずれかを実行

  • Menu → IMAGE → Auto centering
  • 任意のINPUTボタン1~4を押す → Auto centering

縦伸び・横伸びの画面を修正したい

Aspect Outの設定方法

Quick Frameで静止画像をキャプチャーして使用したい

  • 画像の取り込みをして、登録する
    Menu → FRAME → Original for rec.
    → PROGRAM or PREVIEW → Enter → Record Frames
    → Frame No.#→ 登録完了
  • 登録した画像の選択
    Menu → SCREEN → Quick Frame → Frame No.#
  • 登録した画像を使用する
    Quick Frameを押す
  • 登録した画像の消去
    Menu → FRAME → Erase → Frame No.#

出力の解像度設定

PROGRAM OUT【DVI/D-sub】

Menu → OUTPUT 1 PROG → Output format → 任意の解像度

PREVIEW OUT【DVI/D-sub】

Menu → OUTPUT 2 PRVW → Output format → 任意の解像度

SDI OUT

Menu → VIDEO OUT → Output format → 任意の解像度

音が出ないSY77の電池交換と初期化の方法

YAMAHAのSY77の電源を入れてすべての接続の確認をし、
鍵盤を叩いても「ポン」と音が鳴らない。
なんど確認しても、心当たりのあるところを変更しても音が鳴らない。
そのようなときは、内臓されたバックアップの電池切れの可能性があります。

YAMAHA SY77

YAMAHA/SY77のバックアップ用電池は、
電池自体が基盤にハンダ付けされていて、意外と複雑で交換が困難ですが、
今回は、もっと簡単に換えられるように改造し、初期状態への復帰をおこなったので、
記録として紹介します。

SY77の電池交換方法

1.SY77のボディを開けます

SY77本体を解体

右側の基板「DM1」に電池があります

SY77の電池

2.配線を全てはずします

SY77の基板配線

↓このようになります

SY77の基板配線をはずした

3.ネジを外して「DM1」という基板を取り出します

SY77 基板DM1を取り除いたあと

↓取り出しました

SY77の基板DM1

4.ハンダごてを使用して電池を外します

SY77の基板裏面電池設置部分

5.電池ホルダーを取り付ける
  電池ホルダーを準備します

SY77にとりつける電池ホルダー
SY77にとりつける電池ホルダー裏

ホルダの足の大きさが異なり基板に収まらないので、切れ端の基盤を使用してサイズを合わせます。

基板の切れ端

電池ホルダーを基板にハンダ付けします

基板に電池ホルダーを取り付けた(裏面)
裏側
基板に電池ホルダーを取り付けた(側面)
側面

今回は電池ホルダーの「+」と「-」の接点の間隔が2cmで、
取り付ける基盤の「+」と「-」の間隔が1.5cmなので5mm縮小しました。

基板に電池ホルダーを取り付けて絶縁処理(裏面)

半田ごてで基板に取り付けます。

SY77の基板に電池ホルダーを設置した図

工事完了!

蓋をして、電源をONにします。
ちゃんと立ち上がったところで、鍵盤を叩くと…

音色がメチャクチャになっていました。

電池交換がきっかけでメモリーの値がでたらめに
なっているのが原因のようです。
初期化すると改善されるそうなので初期化します。

初期化の方法

1.電源がはいっていることを確認します

SY77本体

2.「VOICE」を押しながら「BANK」を押しながら「8」を押します

Sy77 VOICEボタン
SY77BANKボタン

テストモードになります

SY77テストモード画面

3.「COPY」を押します

SY77,COPYボタン

メモリーが初期化されて、SY77が自動再起動します。
これで設定からすべて工場出荷時の状態に初期化されました。
試しに鍵盤を叩くと「ポン」と音がなりました♪
以上です。

Dropboxを活用して音楽や映像データを安全に守る、バックアップ管理の方法

Dropboxの画像

こんにちは、突然PCが故障し苦労して作成した
資料や集めた音楽データが一瞬にしてパーという経験はありませんか?
今回はそんな突然の故障でも″楽勝“な気分になれるDropboxの活用を
ご紹介したいと思います。

◆Dropboxを利用するに至った経緯について。

私がデータ管理において、実際に困ったことがありました。

困った顔

映像の製作やiTunesの音楽データは日々増えていく一方で、
映像製作のバックアップなどは案件や月別ごとにフォルダ分けをして、
定期的にDVD-RやBD-Rに焼いておりましたが、
1案件で取り扱うデータの容量が大きすぎるとDiscに焼くこともできず
ハードドライブでのバックアップとなることもあります。
音楽データにおいては短期間で10曲~20曲追加することもあり、
その都度バックアップをとっていては、バックアップする媒体や
手間の無駄がでます。

disc画像

そんなことを考えていると、先日楽曲製作用のPCに不具合があり、
フォーマットすることを余儀なくされるという悲しい事態が起こり、
バックアップをとる膨大な手間や時間がかかったうえ、
元の状態にもどすことにも手間と時間がかかりました。
全3日間ほど潰れました…トホホ

困ったPC画像

今回の反省をし、他にもこのようなことでお悩みの方が
いらっしゃるだろうと思い、Dropboxを利用して
「バックアップ」と「ハードドライブの容量」の効率化を
強化する方法を考えましたので、紹介しようと思いました。

dropbox&itunes&Adobe CC
ニコニコPC

私は現状として、データを管理するにあたり、
1台のPC(ハードドライブ)では収まり切れない
大量のデータがありまして、複数のPCにてデータを管理しております。
大きく分けると4つ
①文書ファイル
②映像データ
③音楽データ
④作曲にともなう楽曲データ
です。
これらをトータルすると約386GBです。
現在所有している中で1番容量の大きいPCのハードドライブで500GBです。
このPCの容量なら全て収めることはできます。
しかし、500GBのPCの中へ全データおさめたとしても、
このPCのスペックは低く楽曲製作もできなければ、
映像製作もできません。
ソフトウェア(アプリケーション)を動かす上で必要なスペックを
搭載したPCはさまざまで、各PCに役割が振り分けられており、
環境もさまざまです。
ハイスペックなPCは移動不要で映像用のデスクトップPC、
ロースペックなPCは持ち運び可能で音楽を流すだけのノートPC。
各PCにはそれぞれ必要に応じて必要な容量のハードドライブを
搭載しています。

しかし、これらのPCの全バックアップをとるには、
バックアップをとる度に外付けハードドライブを抜き挿ししたり、
全PCを一台のサーバーに繋げてアクセスさせてバックアップを
とるしかなく、新たにハードドライブを購入する必要もあるうえ、
バックアップをとる場合は手動で行うことになるため、
バックアップしていなかったものが消えた場合は、
取り返しのつかないことになります。

◆Dropboxを利用する

上記に述べたことについて、解決する手段としてRAIDサーバーを
購入しバックアップをとるなどの方法もありますが
自身で管理する以上、バックアップをとる″マシンの状態管理“や
″バックアップをとるマシンの更新”などの経年によってともなう
リスクやコストも考えると、専門の環境を備えたサービスを
利用するのが、理想的と考えました。
最新のマシンや専門知識のある人が構築したシステムを利用します。
今回はDropboxです。
有償の1TBの契約をしました。年間で一括払い¥12,000でした。
(毎月¥1,200というプランもあります)
1TBハードドライブやRAIDサーバーを購入することも
視野に入れましたが、複数のPCで共有するには不便なことも
あり、サービスを利用する方が故障などのリスク回避になると
思いました。

◆Dropbox選択型同期の紹介

それでは使い方です。
がその前に、Dropboxの利用で1TBの容量は確保できても、
Dropbox にファイルを保存すると、
Dropbox アカウントとリンクしたすべてのデバイスに同期されます。
同期によって各ハード ドライブの容量が使用されるので、
Dropbox フォルダに保存されている全ファイルの同期に
十分な空き容量がハードドライブにない場合は問題が生じますので、
同期したいデータを振り分けるハードドライブには
ある程度の容量を用意しておいてください。
ただし、ハードドライブに空き容量がないからといって、
必ずしもファイルを削除する必要はありません。
Dropbox に十分な空き容量がある場合には、
代わりに選択型同期を使うことができます。
Dropbox デスクトップ アプリケーションで
選択型同期機能を利用すると、
パソコンに同期するフォルダを選択できます。
つまり、必要なファイルのみパソコンで保管することができます。
それでは今回はDropboxのアカウント取得をし
インストール完了していることを前提に進めていきたいと思います。
※Dropbox(2Gバイト 無償版)のインストールはこちら→https://www.dropbox.com/ja/install

◆Dropbox選択型同期の使い方

1.システム トレイにある Dropbox アイコンをクリックします。

dropbox アイコン01

2.歯車のアイコンをクリックして、メニューで [基本設定] を選択します。

dropbox アイコン02

3.[アカウント]タブをクリックし、[選択型同期]をクリックします。

dropbox アイコン03

4.Dropbox フォルダ内にある最上位のフォルダ リストが表示されます。

dropbox アイコン04

フォルダのチェックマークがオンになっている場合は、
コンピュータと同期されます。
コンピュータのハード ドライブに同期する必要がない場合、
フォルダのチェックマークはオフにしてください。
設定が完了したら、[OK]もしくは[更新]をクリックしてください。
これで、同期が始まります。

チェックマークをオフにしたフォルダはすべてハード ドライブから
削除されますが、Dropboxウェブサイトやアカウントと
リンクしているコンピュータからアクセスすることが可能です。
Dropboxの設定は以上です。

◆Dropbox内へ移動したデータファイルについて

映像や音楽ファイルを使用する際は、
Dropbox内に保存してあるファイルへアクセスするわけですが、
ローカルフォルダのファイルへアクセスしているので、
インターネットの接続をしなければアクセスできないということはありません。
インターネットの接続をしなければならないのは、
同期をとるときであって、バックアップや追加、削除などの更新が
必要なければインターネットの接続は切断したままでも利用可能です。
よって、データファイルへのアクセス速度への影響もありません。
(私が利用した感覚ではストレスなく使えました)

◆Dropboxのフォルダをどこへ配置するかも選択できます。

1.システム トレイにある Dropbox アイコンをクリックします。

dropbox アイコン05

2.歯車のアイコンをクリックして、メニューで [基本設定] を選択します。

dropbox アイコン06

3.[アカウント]タブをクリックし、[移動]をクリックします

dropbox アイコン07

ここでハード ドライブ上または外付けハード ドライブ上の
任意の場所に移動することができます。
※Dropboxはオペレーティングシステム上のハードドライブを
おすすめしております。

◆Windows 10にてitunesの曲をDropboxで管理する。

次にDropboxでの音楽データの使用ですが、
まずその前にiTunesについて説明です。
iTunesを新しい保存先と連携させる際に、
元あった保存先から「Music」フォルダのみをコピーし、
新しい保存先へ移行させようとした場合、
楽曲データそのものはiTunesへの移行は可能だが、
プレイリストなどのiTunesの設定は移行されない。
iTunesを起動した際、楽曲やプレイリストは
表示されていない状態となります。
昨日まで使用していたプレイリストや追加した楽曲が
表示してあるなど、新しい環境で元の状態を再現させるには、
前提として、iTunesのフォルダを丸ごとコピーすることが
原則となります。
初期設定ではC:\ユーザー\[ユーザ名]\マイミュージック\iTunes\
にあります。
「iTunes」フォルダ内にはポットキャスト、アルバム・ジャケット、
プレイリストを含む何から何まで、iTunesの環境が丸ごと
保存されています。
しかし、「Music」フォルダのみをバックアップした場合、
音楽データ以外のiTunesの要素は、すべて最初から設定しなおす
必要があります。iTunesのフォルダを丸ごとコピーしておけば、
プレイリストの新しい保存先から起動させる方法があります。
結果、新環境へ移すことが可能。この方法で音楽データをDropboxで
保存しつつiTunesの利用ができます。
なお、音楽データが別物の場合、プレイリストを移行しても、
楽曲とのリンクがないので機能しません。ご注意ください。

◆ iTunesのプレイリストを別の環境に移行する
(今回はDropboxだが、外付けHDD・SSDでもよい)

1.iTunesのフォルダを丸ごと新しい保存先へコピーします。
(今回は「Dropbox」フォルダ内の「Feel Songood_Mucic」フォルダ内)
初期設定ではC:\ユーザー\[ユーザ名]\マイミュージック\iTunes\にあります。
「iTunes」のプレイリストの情報は、「iTunes」フォルダの下の
「iTunes Library.itl」に保存されています。

エクスプローラー「保存先」

プレイリストの移行にはこのファイルが必要となります。

2.起動中のiTunesを終了させ、キーボードのShiftキーを押したままの状態で
iTunesを起動させます。

Shiftキーを押したままiTunesを起動

3.iTunesは起動せず、代わりに「iTunesライブラリを選択」という画面が
開きます。

iTunesライブラリを選択のダイアログ

「ライブラリを選択」ボタンをクリックします。

4.先ほど確認したプレイリスト情報が保存されている
「iTunes Library.itl」を選択して「開く」をクリックします。

iTunesプレイリスト情報

5.iTunesが「iTunes Library.itl」を読み込んだ状態で起動します。
プレイリストが復元されます。
作業は以上となります。

この方法を活用すればiTunesのフォルダを丸ごとバックアップさえしておけば、
いつでも、“新しい保存先”で再現することが可能です。
今回は、Dropboxが保存先なので常にバックアップされている
状態となります。
もしPCが突然故障したとしても同期さえしておけば
別のPCで、ついさっきまで使用していた環境へ戻すことが可能です。

iTunesだけでなく、AdobeのPremiereやAfter Effectsでも応用できるので、
ぜひ活用してみてください。
以上、Dropboxでの音楽データの管理についてご紹介でした。
ありがとうございました。


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